このサイトを作った理由
iPod とアルゴリズムのあいだで、小さな何かがそっと消えてしまった。それは誰かのために 曲を選び、並べ、手渡すという行為だ。かつてあなたは座って、何曲かを選び、決まった順に並べ、 その結果を丸ごと相手に渡した。受け取った人は、あなたが組み立てた通りに聴いた。Burn CD は、 その小さく意図的な所作を取り戻そうとする試みだ。ただし、空のディスクも光ドライブも、 ソフトのインストーラーも必要ない。
実際に何なのか
Burn CD は、無料のブラウザーで動くおもちゃで、仮想のミックス CD を作り、それをひとつのリンク として誰かに送れる。一曲ずつトラックを選び、見かけだけのプログレスバーが進むのを眺め、 ドライブが「回転」する音を聴き、一言書き込んで URL を共有する。開いた相手はレトロな CD プレーヤー のページに着地し、あなたが選んだ通りの順番で短いプレビューを聴く。CD を焼く儀式が、そのまま ウェブに落ちている。
すべてはブラウザーの中で動く。ダウンロードするアプリも、作るアカウントも、ボタンの裏に隠れた 支払い壁もない。
何ではないのか
これは本物のディスク書き込みツールではない。ここではプラスチックへの書き込みは 一切行われないし、車のオーディオ用に CD-R へ音声を入れることもできない。もしそれが目的なら、 必要なのはデスクトップのライティングソフト、USB 光ドライブ、そして空のディスクだ。 このサイトではない。
また、楽曲全体をホストしてもいない。ディスク上のすべてのトラックは、Apple Music カタログからの 短いプレビューだ。私たちが共有しているのは音楽へのポインターであって、音楽そのものではない。
誰が作っているのか
Burn CD は、懐かしさを動機にした小さなウェブのおもちゃが好きな、小規模な独立チームによって 作られている。特定のひとつのことだけをこなし、メールアドレスを求めない道具だ。プロジェクト全体は 「……だったら楽しそうじゃない?」という一言から始まり、誰でも 1 分未満で使えるサイトへと育った。
その背景にある考え
ストリーミングのプレイリストは無限で、シャッフルでき、そして忘れられる。かつて焼いたミックス CD には輪郭があった。決まった枠数、最初の曲、最後の曲。その輪郭こそが、贈り物らしさを作って いた。私たちは意図的にその輪郭を残した。制約こそが肝心なのだ。
もしその考えに共鳴するなら、ページ上部に戻り、回転するディスクをクリックして、特定の誰かのために 一枚作ってみてほしい。